【レッドウィング】特別なフェザーストンレザーを使用したベックマンブーツの魅力

ベックマンの魅力

フェザーストーンレザーはレッドウィングのブーツの中でも唯一、クラシックドレスシリーズの一部のブーツにだけ使用されている特別な革です。

レッドウィング社製の靴のレザーは殆ど全てが自社タンナーで開発して鞣されていて、他に類を見ない独自開発のレザーも少なくないようです。

ベックマンに使用されているレザーも、そうした独特なレザーの一つになっています。

ひときわなめらかな銀面を持つハイドを選り分け全体の5%にしか相当しない最上の素材が選ばれます。木製ドラムの中で、ワックス、アニリン染料を染み込ませて独特の風合いと耐久性に富んだレザーにしています。

フェザーストーンレザーを使用したベックマンブーツ

ベックマンのラストは No.8となっていまして

・ブラックスミス

・アイアンレンジ

・クラシックワーク/6インチ丈ラウンドトゥ

は同じラストで作られています。

同じラストで作られているブーツとは似ていますが(まあ形は同じでしょうけど(^^; )

ベックマンに使われているフェザーストーンレザーは非常に滑らかでワークブーツと言うには勿体ない感じの風合いで雰囲気が他のブーツとは違いますね。

写真のベックマンの色はブラックチェリーで濃いブラウン系で何とも言えない良い色です。

他の色もカッコいいですが、一目惚れで9011のベックマンに決定でした。

見てわかる通りオールアイレットになっていましてクイックシューレスーのフックの物と比べると当然、脱ぎ履きは面倒ですがクラシックドレスと呼ぶ位ですのでオールアイレットなのでしょう。

そしてシューレースは蝋引き紐となっていまして、結びにくいですが緩みにくいしようになっています。

最初はやはり皮が固いので自分の足に馴染むまでは他のブーツと変わらない感じですが、それ程辛くなるような感じではありませんでしたので、履く回数を多くして馴染ませてしまうのが良いのでしょう。

現在のベックマンです。まあ所々擦ったりしていますが段々と良い感じになってきています。

ベックマンもグッドイヤー・ウエルト製法で作られていてソール・靴底全面の交換が出来るようになっています。

グッドイヤー・ウエルト製法とは靴の中底の周りに取り付けたリブというテープに対し、靴の本体となるアッパーとウエルトとを縫い付けた後、このウエルトにソールに縫い付ける製法である。手間がかかる製法ではあるが、耐久性と履き心地に優れた、高品質の靴ができる。またソールの張替が可能であり、足に馴染んだ靴を長い間履き続けることができる。

ベックマンの仕様と値段は?

ソールはレザー&ラグ

リペア代金は

底全体の交換 16,200~

ヒールの交換 4,860~

現在のベックマンの価格は ¥44,820(本体価格41,500)となっています。

数年前より値段が上がっていて4万円を超えていますね。

レッドウィングのブーツは非常に耐久性もあるのでしっかりとお手入れをしながら履いていけば、長く履き続けられるので、コストパフォーマンスは非常に高いです。

レッドウィング等のブーツに興味がない方でも一度お店で履いてみると見方が変わると思いますよ。街中で、足元を見ながら歩くと革のブーツを履いている人って結構いるんです。ちょっと気にしてみると、気になるブーツがあるかもしれないですよ。

まとめ

レッドウィングの中でもベックマンはお洒落に履けるブーツの一つだと思います。服とのコーディネートにも特に悩むこともなく自然に履けるので、レッドウィングの他のブーツも含めて自分のブーツを探してみたら如何でしょうか?

ちなみにベックマンのメンテナンスは、ミンクオイル等ではなくてブーツクリーム等の艶が出る物でお手入れしてくださいね。

RED WING

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2017年1月24日

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